科目合格者として税理士業界に飛び込む前に確認しておきたい年収と働き方の実態
2026/04/17
皆さん、おはようございます。
大澤総合会計事務所 代表の大澤です。
税理士試験を受験されている皆様へ、
税理士試験の科目合格を積み重ねながら、「そろそろ実務の世界に入ってみようか」と考えている方は多いと思います。でも、いざ転職を考えると「年収はどのくらいなのか」「試験勉強と仕事を両立できるのか」といった不安が頭をよぎるはず。今回は、実際に税理士事務所で働く立場から、少し踏み込んだ話をしてみたいと思います。
## 科目合格者の年収は「思ったより幅がある」
まず正直にお伝えすると、科目合格者の年収は事務所規模や地域によってかなり差があります。一般的には350万〜400万円前後が多く、未経験であれば科目合格があっても最初は300万台からというところも珍しくありません。一方で、2〜3科目を持っていて実務経験もある方であれば、400万〜450万円程度のオファーをもらえるケースもあります。
大手の税理士法人と個人事務所では給与体系も異なり、大手のほうが初任給は高めでも昇給ペースが緩やかなことも。個人事務所は所長の裁量が大きいぶん、頑張りが評価に直結しやすいという面もあります。「入口の数字」だけで判断せず、昇給の仕組みや試験合格後の待遇変化も確認しておくことをおすすめします。
## 試験勉強との両立——これが一番聞きたいところやと思います
科目合格者が税理士業界に入る最大の理由のひとつは、「働きながら残りの科目を合格したい」ということではないでしょうか。ただ、これが思いのほか難しい。
繁忙期(おおむね12月〜翌3月)は残業が月40〜80時間を超えることもあり、試験直前の7月に重なることもあります。この時期に勉強時間を確保するのは、かなりの意志力が必要です。逆に閑散期は比較的時間を作りやすく、年間を通じて見れば勉強との両立は「できなくはない」という感じです。
事務所によっては「受験生に優しい職場」を積極的にアピールしているところもあり、試験前の有給取得に理解がある、勉強時間を確保するために残業を制限してくれるといった環境も存在します。転職活動の際は、「受験生の方が多く在籍していますか?」「試験前の休暇は取りやすいですか?」と率直に聞いてみることが大切です。
## 実務で得られるものと、覚悟しておくべきこと
税理士事務所の仕事は、入力作業や資料整理から始まることが多く、最初は地味に感じるかもしれません。ただ、試験で学んできた知識が「生きた場面」でどう使われるかを肌で感じられるのは、この環境ならではの貴重な経験です。顧問先の社長と話す機会が増えるにつれて、税務の面白さを実感できるようになってきます。
一方で、事務所によっては教育体制が整っておらず「見て覚えろ」スタイルのところも正直あります。また、紙ベースの業務が残っていたり、ITツールの導入が遅れている職場も少なくありません。デジタル化への意識が高い事務所かどうかは、長く働く上で意外と重要なポイントになります。
## 転職前に確認したい3つのこと
実際に求人に応募する前に、最低限これだけは確認しておいてほしいことがあります。ひとつは「合格後の給与変化」、もうひとつは「繁忙期の残業実態」、そして「在籍している受験生の割合や試験への理解度」です。これらは求人票には書かれていないことが多いので、面接の場で直接聞くか、転職エージェントを通じて事前に確認しておくのが得策です。
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科目合格という実績は、税理士業界では確かに評価されます。焦る必要はありませんが、入る事務所の環境次第でその後のキャリアが大きく変わるのも事実。自分に合った職場を選ぶための「見る目」を養うことが、最初の一歩になるはずです。
弊社も求人活動をしておりますので、ご興味があれば是非お問い合わせください。
陰ながら転職活動をされる皆様の成功を祈念しております!
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