【相続業務】円満相続となるために

皆さん、こんにちわ。

大澤総合会計事務所　代表の大澤です

2025年度は、相続案件が例年の3倍ほど対応させていただきました。

今年もあと1ヶ月と少しなので、これ以上大幅には増えないと思っておりますが、相続を通して遺族をサポートすることの重大さを改めて理解した1年でした。

相続後に依頼を受ける案件が半分以上ですが、そうではない生前対策の案件が今年は多かったです。

特に遺言書の作成については、意識を持たれる方がかなり増えているように思います。それだけこれまで争族が多かった証拠かもしれません。

相続が円満にいくためには、やはり遺言の効力は大きいと思います。100％解決はできませんが。。

税理士は相続や遺言作成にあたりアドバイスを求める際、どうしても相続税負担を回避する視点になってしまいますし、それを求められ、お応えすることで喜んでいただいたりします。

しかし、実際の相続では、税負担の話が優先してしまうと、最善の判断ができていないことが多い様に思います。

節税対策や税負担を減らすことは大事ですが、

亡くなられた方の想いは、残された家族が仲良く、幸せに暮らしてほしいというのが一番です。

相続税を最少額に抑えた遺言や遺産分割よりも、若干税金が高くなってしまっても家族が仲良く幸せであれば、もはや比較にならないと思います。

そのためには、我々税理士も相続の本質を理解して、税金だけではないトータルサポートができるようにならねばなりません。

相続診断士や、ファイナンシャルプランナーの方が、簡易な窓口として取りまとめられることも多いですが、

我々専門家である税理士も、司法書士、弁護士、宅建士、保険外交員などと連携したうえで、相続という課題を円満に解決するノウハウを得なければならないなと思います。

相続に強い、相続の本質を理解している税理士になるため、我々も日々研究していきます。

相続税の申告も経験したいけど、法人クライアントの担当もしっかりしたい、そんな貴方！

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